社内ニートの経験があります。
結局、転職することで状況を改善することができましたが、社内ニートになった明確な理由は今でも分かりません。。
「ITスキルを身に付けるために必死で転職活動してやっと入社できた会社なのに、仕事が全然ない…このまま年齢を重ねたら末路がヤバイのでは…」
社内ニートは決して「暇そうで楽」ではなく、
「出社しても仕事が全くないので、暇すぎて辛い」
「やることが無いので、定時まで地獄」
なのです。
入社して最初から社内ニートになりたい、と思っている人はいないと思います。
社内ニートは状況としては本当に辛すぎますから・・・。最後の方は、うつになりそうでした。
うつになる前に脱出出来て良かったと思います。
この記事では社内ニートの末路についてご紹介します。
目次
社内ニートの末路を避けるには、状況を変えるしかない
一時的に社内ニートになっていて、もう少ししたら仕事が始まる、先輩と一緒にプロジェクトに邁進できる、といった状況ならまだ耐えられると思います。
しかし、そうした予定もなく、社内ニートの状況が改善される可能性が見られないのでしたら、さっさと転職した方が良いというのが結論です。
社内ニートの状況を脱出するには、エージェントの力を借りるのが最速です。
といったエージェントを利用すると、職場の内部情報を貰いながら転職先を検討しやすくなります。
次は、しっかり人材として必要とされる会社を見つけてください。
ちゃんと働いて、労働の対価として給料を貰える状況を目指しませんか?
社内ニートの状況は転職によってしか変えられないケースは多いと思います。
社内ニートの末路
社内ニートを続けていると、どういった結末(末路)になるのかご紹介したいと思います。
自分自身の経験もありますし、先輩社員で社内ニートだった人や聞いた話なども含めて、社内ニートの末路をご紹介します。
メンタルがやられてくる
社内ニートは基本的に、毎日することがありません。
そもそも会社は仕事をして、その成果としてお給料を貰うものですが、肝心の仕事が振られないのです…
とはいえ、役職が偉い方に仕事をしていないことがバレると、あいつはいなくて良い人材なのではないか>解雇
といった流れになりかねません。
メンタル的にはリストラを恐れてビクビクしている社内ニートも多いと思います。
気持ちが揺れ動いている、といっても良いかもしれません。
「仕事がないなら、ここにいなくても良いのかも…?
「でもクビになるのは嫌だ。給料無くなったら生活できない」
先輩や上司から、ちょっと話が…と言われたら、真っ先にリストラの話かも、と思ってしまうメンタルです。
週末が来る前に、もうすでに来週の月曜が憂鬱です。
社内ニートは昇進できない
社内ニートの状況が続くと、当然ですが、昇進できません。
実績が何もないのですから。
ドキュメント整理、マニュアル作成、掃除、ネットサーフィン、日々定時上がりの社内ニートには、アピールできる仕事の成果がありません。
スキルが身に付かない
社内ニートをしていて大きな問題なのが、スキルが身に付かない問題です。
仕事を通して身に付くスキルは、実務を通して身に付ける必要があります。
しかし社内ニートには、肝心の実務のチャンスが無いのです…
社内ニートのまま日々を過ごし、年齢を重ねていきある日リストラ。
もしくは意を決して転職しようと思った時。
スキルが無い人材は転職できるでしょうか?
非常に厳しいです。
転職できるとしても、給料が安く成り手がいないようなキツイ仕事しかないかもしれません。
社内ニートを続けていると、スキルが身に付かず、できる仕事が無くなっていくという末路が見えてきてしまいます。
これから先、何十年と働いて収入を得ていかなければならないのに、スキルが無くて仕事が見つからない状況は辛い状況と言えるでしょう。
自己肯定感が下がっていく、うつになる
社内ニートを続けていると、
「自分は不要なのかも、いなくて良いのかも」
「なんの価値も生み出せない人間だ」
といったようなメンタルになる可能性が高いです。
私も最後の方は、
「なんのために存在しているんだろう?」
というメンタルになりつつありました。
そんな感じなので、趣味も楽しくありません。
今思えば、うつですよね。
自己肯定が下がりまくり、結果うつになる、という恐れがあります。
そうなると、意を決して転職するどころではありません。
転職できなくなる
社内ニートの末路の一つとして、転職できなくなる、ということがあります。
転職活動をするとき、現職(前職)の実績をアピールする必要がありますが、社内ニートの末路としてはアピールできるものがありません。
ポジティブに日々の仕事を変換すると、
「どんな仕事も丁寧にやる姿勢があります」
といった感じになるでしょうか…
応募先の企業が知りたいのは、求職者が主体的に動いて業務改善した例であったり、再現性のある売り上げ向上の事例などです。
またはマネジメント経験などでしょう。
社内ニートには、そうした転職活動をする上で必要な実績、業務経験がありません。
社内ニート期間が長くなればなるほど、社歴が長いわりに何もしていない人、となってしまうため転職が難しくなっていきます。
社内ニートを脱出するために転職したいのに転職できない、という負のループに陥ってしまいます。
時間が経つにつれて、転職する自信が無くなっていく、ということも影響してきます。
何をするにしても、社内ニートの状況が続くと自信が無くなっていくのです。
するとさらにメンタルが追い詰められることになるので、転職は早めに決断した方がよいと思っています。
時間を浪費している気持ちが強い場合、社内ニートから早く脱出を
社内ニートから脱出する一番の方法は、転職すること、というケースは多いです。
転職によって職場自体を変えることが最も効果が高いといえます。
社内ニート状態であることをすでに上司に相談済み。
状況が改善されない、と言った場合。
半年、1年など社内ニートであることを、ようやく伝えた上司にとしても「なんでそんなに言わなかった?やる気ない人なのでは?」と思われて評価が下がる、といった可能性もあります。
気持ち的にも、社内ニートが続いた職場で頑張る気力ももはやあまり無いのではないでしょうか?
環境を変えた方が、心機一転頑張れます。
社内ニートが転職するときの注意点
もうこの会社にいても社内ニートの状況を改善できそうもない、もうこの会社で頑張る気力もない、といった場合。
早期に転職を目指したほうが良いでしょう。
以下、社内ニートが転職する時の注意点をまとめました。
若ければ若いほど転職成功率が上がる
転職は基本的には若ければ若い方が成功しやすいです。
社内ニートは新卒がなりやすいといえますが、そうなると転職活動でアピールできる実績などは、あまり無いでしょう。
未経験OKの求人に探して応募する方も多いと思います。
そうなると、年齢が若いかどうかが重要になってきます。
社内ニートの状況を長く続けていると、その分だけ年齢が上がってしまう可能性があります。
無意味に時間を過ごすだけの社内ニートは早めに見切りをつけて、キャリアを積める会社に転職を目指したほうが良いでしょう。
転職成功率を上げるためにスキルを身に付ける、資格取得をする
社内ニートの場合、定時に帰宅していると思います。
(社内ニートで周囲が帰るまで残業はそれこそ地獄です)
帰宅してからの時間を転職するためのスキルアップの時間に使いましょう。
業務中もスキルアップにつながることを、こっそりやっても良いかもしれませんが、そこは状況に応じてという感じでしょうか。
転職を目指したい業界、職種があるのであれば、関連した資格取得を目指すのもアリです。
Web関連の資格、ITエンジニア関連の資格は人気があります。
未経験歓迎の求人も多いので、転職を目指しやすいということもあります。
国家資格を取得するのも転職には効果的です。
宅建とか人気があります。
仕事を通じて身に付けられるものが無いのですから、資格を取得して転職に役立てる、というのは社内ニートの転職活動としては重要な手立てになります。
転職エージェントを利用する
社内ニートから脱出するにあたり、転職エージェントを利用する方法もおすすめです。
20代の方であれば若手人材を専門としている転職エージェントを利用し易いです。
社内ニートであることを相談して、今後の働き方を一緒に考えてもらうこともできます。
キャリアのある方を対象とした大手転職エージェントだと、門前払いの可能性があります。
(私は登録したとき、返信が来ませんでした)
転職成功の可能性が低い人材となってしまうのでしょう。
20代で社内ニートから脱出を目指す方は、経験の浅い第二新卒、20代向けの転職エージェントを利用する方法がオススメです。
社内ニートの末路 まとめ
社内ニートをこのまま続けるのはメンタル的にも辛いですし、それこそ市場価値のない人材となってしまいます。
定年まで社内ニートを続けられますか?
無理でしょう。
会社もいずれリストラ対象としてくるでしょう。
無駄な固定費は削減する必要があるからです。
会社のせいで社内ニートになった面はあるかもしれませんが、それは経営層は知らない可能性が高いです。
市場価値を高めてしっかり稼いでいく必要がありますし、せっかくですから自分に合った仕事をして成長していきたいですよね。
それには環境を変えて、仕事がちゃんとできる職場を選ぶ必要があると思います。
社内ニートの末路を迎えるのは避けたいものです。
それには転職するのが一番だと考えています。