新卒入社で超短期離職しても転職はできる?大丈夫?
せっかく入社した会社だけれど、辞めたい。超短期離職になるけれど、無理して働き続けるよりは、このタイミングでスパッと辞めてやり直したい・・・。
そういった新社会人の方たちも多いのではないでしょうか。
でもやっぱり試用期間中の短期離職は不安、次の転職先が見つかるかが心配・・・といった方も多いでしょう。そうした方向けに、その後の転職活動の方法などを解説しています。
目次
新卒 超短期離職での転職
「新卒入社して1週間だけど、この会社の仕事が合わなすぎて辛い…超短期離職になるけれど、辞めて転職活動を始めようかな・・・」
せっかく入社した会社だけれど、辞めたい。超短期離職になるけれど、無理して働き続けるよりは、このタイミングでスパッと辞めてやり直したい。
そういった新社会人の方たちも多いのではないでしょうか。
入社して1ヶ月や1ヶ月半以内に退職すると超短期離職ということになり、離職後に転職活動を始めた時に転職が厳しい状況になりやすい、と言われます。
新卒社員として4月に入社して4月中に退職、ゴールデンウィーク明けに早期退職、といった方もいると思います。
今だと退職代行を利用して辞める、といった方も多いかもしれません。
また、中途採用で転職したけれど・・・私には合わない会社だったみたい。超短期離礁を繰り返すことになるけれど、辞めたい。
そうした方もいるかもしれません。
さすがに超短期離礁を繰り返すと転職は厳しいですが、新卒、社会人1年目で1回目の超短期離礁なら転職はまだ目指しやすいといえます。
新卒 超短期離職でも大丈夫!社会人1年目で転職できる人の特徴、そして退職してから早期に仕事を探すための転職活動の方法についてもご紹介します。
新卒入社⇒超短期離職、転職はなぜ難しい?
新卒で入社した会社、就活では分からなかったこともたくさんありますよね。
実際に社会人になって働き始めてみて分かることって多いです。
4月に新入社員として入社して歓迎され、研修を受けつつ・・・といった時期にあたる方も多いと思いますが、(企業によっては新卒なのにいきなり現場!もあるかもしれません)
「この会社に就職して失敗したかも・・・」
と思う人はとても多いでしょう。
ほとんどの人が、一度は思うかもしれません。
学生から社会人になると環境も大きく変わりますよね。
様々生活環境の変化、新しい仕事のストレス、対人関係のストレスなども人によってはあるかもしれません。
入社してみたら、思っていた仕事と全然違った・・・と後悔するケースもあるでしょう。
そして、そこで超短期離職を選ぶ人もいます。
しかし、よほどの理由がなければ超短期離職はしない方が良い、ということはいえます。
入社1年目で会社を辞める人は多いですが、その中でも1ヶ月未満、1ヶ月半といった超短期離職の場合には、売り手市場であっても転職が難しいと言われます。
超短期離職の場合、転職が難しくなる理由としては、
・採用しても長続きしない人
・企業研究が甘い
・忍耐力が無い、嫌なことがあればすぐに投げ出す
といったような印象を採用担当者に与えてしまうためです。
超短期離職にはネガティブな印象しかない、といえます。
中には超絶ブラック企業で新卒入社なのにいきなり初日から残業の連続、過度なノルマ、と言った働き方となる可能性もあるかもしれませんが、稀といって良いでしょう。
超短期離職は自分の甘さ、なんとなく仕事が合わないから辞めた、といった風に思われることが多いです。
新卒だから許される?超短期離職しても転職できる理由
しかし新卒で入社して超短期離職しても、第二新卒として転職活動ができる今なら再就職は可能です。
ただし、1回目の転職なら大丈夫、ということになりますので、超短期離職の後の転職先探しは慎重に行うことも大切ですね。
転職市場で需要が高い第二新卒ですが、短期退職を繰り返すと転職できなくなっていきます。
超短期離職するからこそ、次の転職は成功させて長くキャリアを積むことが大切ですよね。
退職後、短期離職を繰り返さないことが大切!
ジョブホッパーになってしまうと、いずれは転職先が見つからずフリーターや非正規雇用としての末路にたどり着く・・・といった可能性もあります。
30代、40代で転職を繰り返した果てにフリーター、非正規社員となると抜け出すのは困難です。
一度、退職を経験すると「辞めて転職する」ことに慣れが生じます。
2回目の短期離職もしやすくなる、という人もいますから短期離職を繰り返さないように注意が必要です。
そのためには、しっかりと応募先の企業の情報収集を行い、退職理由となった点を解消できる転職ができるかをしっかりと考えることが大切になります。
第二新卒なら超短期離職でも転職は可能
30代で短期離職を繰り返すジョブホッパーは厳しいですが、新卒、20代で第二新卒、1回目の転職なら大丈夫です。
あまりに転職の条件を厳しくしたり、求人を選び過ぎたりしなければ超短期離職であっても転職することはできます。
第二新卒の採用需要が高い理由
超短期離職の場合でも、第二新卒なら転職がしやすい理由としては、第二新卒の採用需要が高いという理由があります。
・少子高齢化で若手人材の採用に積極的な企業が多い
・転職に対して寛容な企業が増えている
・人手不足の業界では未経験者、第二新卒の採用需要が高い
業界にもよりますが、若手人材の採用に非常に積極的な企業もあります。
人手不足の業界・職種は超短期離職であっても転職の狙い目です。
退職理由や志望動機の伝え方次第では、十分に中途採用される可能性があります。
超短期離職の場合でも、新卒での退職で、1回目の転職なら今後の「伸びしろ」「ポテンシャル」に期待して中途採用してもらえます。
また、企業側としても1回目の会社選びで失敗した分、我が社では頑張ってくれるのでは?という期待もあります。
ただし、第二新卒の転職は半年、1年以上の職歴があった方が有利
第二新卒は入社して3年以内に転職をする人のことを言います。
その期間は、よく考えるとかなり差がありますよね。
そのため、第二新卒の転職とはいっても1ヶ月、1ヶ月半での超短期離職よりも、
・半年
・1年
・2年
と職歴が長い人の方が転職しやすいということ。
特に2年など勤務し、第二新卒として転職活動する場合には、とても市場価値が高く転職しやすい状況になります。
転職エージェントを利用しても、多くの正社員求人を紹介してもらえるでしょう。
それこそ転職して年収アップもしやすいのが、この第二新卒の層となります。
しかし、超短期離職したい何かしらの事情、退職理由があるのですからもうすぐにでも辞めたい、という気持ちになっていると思います。
もう既に早期離職している方も多いかもしれませんね。
超短期離職の後、転職活動の方法
超短期離職の後、転職先を探す方法には次のような方法があります。
新入社員が超短期離職の後、転職活動の方法
・ハローワーク
・求人サイト
・転職エージェント
大きく3つあります。
年齢や第二新卒という条件から、求人サイトを利用してもたくさんの求人を見つけることができます。
未経験者歓迎の正社員求人を中心に応募をすることになりますが、東京や大阪など都市部はやはり求人数が多いと言えます。。
短期離職者の転職活動は難しい、という前提で行動量を多くすることが重要になります。
書類選考で落ちることも多いため、新卒のときの就活との差に驚く人も多いかもしれません。
「新卒の時はもっと面接に辿り着けたのにな・・・」
と思う方は多いようです。
超短期離職者の転職活動は、やはり職歴が非常にネガティブな印象を与えてしまうため、採用担当者の多くは書類選考で不採用にすることが多いです。
そうした中、面接に進める企業もありますから、面接対策はとにかく丁寧に、時間をかけて退職理由の答え方、志望動機などをポジティブに伝える必要があります。
新卒で超短期離職は職歴ほぼゼロ、転職支援を活用する方法がおすすめ
新卒で超短期離職は職歴ほぼゼロです。
研修期間中に退職となる人も多いでしょう。
電話の取り方、名刺交換の仕方くらいはマスターした、という人は多いかもしれませんが、肝心の仕事進め方などは自信が無い・・・
そうした中での再就職先探し、転職活動にも不安が大きい方も多いと思います。
また実際、超短期離職の後に転職活動を始めたけれど、全然仕事が決まらない・・・
と困っている方もいるかもしれません。
そうした場合、転職エージェントに相談をして求人紹介を受ける方法がおすすめです。
転職エージェントとはいっても、既卒や未経験者の就職、第二新卒の転職支援に強いエージェントを選んで利用することが必要です。
大手転職エージェントの多くは、キャリアのある人を対象に転職支援を行っていますから、新卒で超短期離職者が登録をしても求人紹介を受けられない可能性があります。
登録してみたものの・・・数日待ってようやく、
「ご紹介できる求人がありません」
とメールが来る。
そうしたことが起きやすいです。
であれば、最初から第二新卒の転職支援に強い転職エージェントを利用してみてください。
以下の記事中で超短期離職であっても転職先を探すことができる転職エージェントをご紹介しています。
こうした転職エージェントに相談をすることで、早期に転職先が決まる可能性があります。
超短期離職して空白期間が長くなると、さらに転職が難しいです。
早めに行動することが、転職を有利にするといえます。