大学中退 空白期間が長くなってしまった後の就職活動のやり方。
大学を中退後、フリーター期間など経歴に空白期間が長くなってしまった場合の就職活動ですが、書類選考や面接を上手くパスしていくことが必要になります。
履歴書の書き方や面接対策について解説します。
目次
大学中退 空白期間が長いときの就職活動
「大学中退した後、空白期間が1年、2年と長くなってしまっている場合の就職活動、どのように進めていくと良いのでしょうか。ポイントを抑えて応募書類、面接対策をすることで内定獲得を目指していきましょう!」
大学中退後の空白期間について
大学中退後、すぐに就職活動をするのではなく、少しアルバイト期間やゆっくり休む期間を持つ人が多いと思います。
数か月、半年といった空白期間であればそこまで質問で突っ込まれることもありませんが、長期間の空白期間・ブランク期間ともなれば面接官から質問される可能性が非常に高くなります。
大学中退 空白期間が長くなってしまった後の就職活動の注意点について、抑えていきましょう。
大学中退 空白期間が長くなってしまった後の就職活動
大学中退後、正社員として仕事に就くという事を考えた場合には、すぐに就職活動をする事がオススメですが、実際には少し休んだり、アルバイトをして生活をする方も多いと思います。
フリーター期間など、経歴に空白期間が長くなってしまった場合の就職活動ですが、書類選考や面接を上手くパスしていくことが必要になります。
大学中退をしてからブランク期間を経て今、就職活動をしている方。
そろそろ正社員にならないと・・・と思い、これから就職活動を始めようと思っている方。
大学中退後に空白期間があり、空白期間が長くなってしまった方の就職活動で困る事としては次のようなものがあります。
空白期間、履歴書にどう書く?
正社員就職を目指しての就職活動ですが、まず求人を見つける必要がありますね。
大学中退後の就活では、職歴なし・未経験という方が多いと思いますから、
「未経験OKの正社員求人」
として求人を掲載している企業を中心に探し、応募をしていく事になります。
興味のある求人、やりたい仕事が見つかったら、次は応募書類の準備となりますが・・・ここで「履歴書にどう空白期間について書くか」で悩む方も多いのではないでしょうか。
大学中退後、空白期間の書き方
大学中退後、フリーターをしていたという方も多いと思いますし、病気や家族の介護があって就活が出来なかったという事で、(正社員として)仕事をしていない空白期間が空いてしまう方も多いと思います。
ニートの方もいるかもしれませんね。
こうした空白期間を履歴書にどう書くか、ですが次のように書かれると良いでしょう。
大学中退後、フリーターとして働いていた場合
大学中退後、フリーターとして生活費やお小遣いを稼ぎながら生活していた、という方は多いと思います。
履歴書に空白期間が長いと、長い期間「何もしていなかった」と思われる恐れがあります。
面接官への印象がやはり悪いですから、アルバイトを職歴として記入することをオススメします。
フリーターとしてのアルバイト歴は、職歴として見なされない事も多いのですが、全く何もしていなかったよりも、面接官の心証は良いでしょう。
アルバイトについても1年以上など同じ職場で働き、仕事から得た事、何らかの改善など活躍したことも書いても良いでしょう。
履歴書、職務経歴書はあなたを売り込むツールですから、アピール出来ると思ったことは書いて伝えると良いです。
ここであえて、面接で質問されるように興味を惹く内容を書く人もいます。
(面接に呼んでみたい、会ってみたい、と思わせるのも履歴書、職務経歴書の役割です)
大学中退者の就活は新卒(高卒も含め)と比べると不利になることが多いのですから、アルバイトをしていたこともしっかりアピールすべきです。
アルバイトでも店長代理、店長、シフト管理をしていた、クレーム対応が豊富、といった方はやはり面接官の興味を惹くものですし、経験も評価してもらえることが多いですよ。
フリーターだったから・・・と思わず、アピールのために書ける事がないかどうか、一度、アルバイト経験について棚卸しをされることをオススメします。
大学中退後、病気による空白期間がある場合
大学中退理由として、病気などのためという方もいるでしょう。
大学中退後に病気になる事もありますよね。
病気による空白期間がある場合には、現在は完治して業務に支障がないことを明記されると良いです。
「現在は完治し、仕事には問題ございません」
採用担当者はまず、求職者の方が仕事を行う上で支障がないか考えます。
全く支障が無いことを伝えましょう。
病気による空白期間、ということでどんな病気だったのか、など質問されることを想定して、ご自身がかかった病気についても一度情報をまとめておくと良いかもしれません。
病気からの回復後、さらに空白期間がある場合には、その期間に何をしていたかの説明も必要ですね。
大学中退後の空白期間、面接対策は?
就職活動で避けられない面接。
大学中退後に空白期間が空いている場合には、面接でも「空白期間が長くなった理由」「空白期間に何をしていたか」といった質問がされます。
大学中退した後の空白期間についての質問に対して、面接対策をしておくことも必要です。
空白期間の間、特に何もしていなかった場合
特にこれといって何もしていなかった場合。
ニート生活をしていた場合には、特に説明できることもないでしょう。
空白期間中、何もしていなかったことを自省しつつ、これからどういった働き方をしたいか、キャリアを積んでいきたいか、どうして御社に応募したか、といったように話を展開していきたいところです。
アルバイトをしていた場合
空白期間中、アルバイトを頑張っていた場合には、その説明をしても良いでしょう。
アルバイトを通して得られたこと。
またどうして就職をしようと考えたか、アルバイト経験で得たことでこれからの仕事に活かせること、などを明確にしておくとよいでしょう。
どんなアルバイトをしていたのか、アルバイトで大変だったこと、得られたこと、などを質問される可能性はあります。
大学中退後、成功率の高い就活をしたいのなら
大学中退後、就職を考えた時に「少しでも良い企業に就職したい」と思いますよね。
内定は出やすいでしょうけれど、ブラック企業にはやはり就職したくないです。
そのためには求人情報からブラック企業かどうかを見極める必要があるのですが、正直な所、求人に掲載されている情報だけでは情報が少ないためにブラック企業かどうかを見極めるのは難しいです。
求人には離職率とかは書いてありませんからね。
残業多い職場です!とかも見たことがありません・・・。
残業無し!をアピールする職場は多いですけれど。
大学中退後、空白期間を経て就職活動をする時に「成功率の高い就職活動」をしたい場合。
なおかつ、ブラック企業は避けて少しでも優良企業、隠れホワイト企業などへの就職を目指したい場合には、そうした企業からの求人情報が集まる就職サイトを利用すると効率が良いですよね。
大学中退者向け 正社員就職支援サービス
大学中退後、長くフリーターをしていた場合であっても20代後半、という方が多いのではないでしょうか。
29歳を区切りとして正社員就職を目指そうと思った、という方もいるかもしれませんね。
正社員になるための就職活動は、空白期間が無く、若い方が有利なのは間違いありませんが20代であれば、まだまだ未経験OKの正社員求人を見つけて就職するチャンスはたくさんあります。
大学中退者向け、正社員就職支援サービスも今は多数ありますから、そうした就職支援サービスを利用されると良いでしょう。
おすすめの就職支援サービスについて、次でご紹介します。
大学中退おすすめ就職サイト・求人サイト
正社員就職の際、大学中退後の経歴が重要ですよね。
空白期間があったとしても、新卒で入社して超早期離職した人よりは採用担当者としては、印象が良い場合は多いかもしれません。
他の応募者と比較される、と言う事は常に頭に置いておきたいですね。
正社員就職支援サービスを利用した場合、専任の担当コンサルタントが就活をサポートしてくれます。
企業選びの仕方、面接マナーや「面接で大学中退者が確実に聞かれる質問」など面接対策、履歴書の添削などもしてくれます。
大学中退後、一人で就職活動をすると迷って進まない事もあると思いますが、就職支援サービスを利用した場合、そうした立ち止まる時間を避ける事が出来ます。
迷ったり、悩んだら担当者に相談してみてください。
今までにも多くのフリーターや大学中退者、既卒者、ニートの方の就職をサポートしてきた経験から、同じような悩みのサポートも経験しているかもしれません。
大学中退者の就職活動には、様々な方法がありますけれど、就職成功率の高さで選ぶのであれば、こうした正社員就職支援サービスがオススメです。
お住まいのエリア、近隣に拠点がある事が重要となります。
対応エリアなどからも選ぶ事がポイントですね。
ぜひ、活用されてみてはと思います。
以下の記事でも詳しくご紹介しています。
大学中退後、空白期間が長くなると就活が不利になる理由
大学を中退した後、何かしらの理由があって空白期間が長くなった場合、やはり就職活動が不利になりやすいです。
中途採用でも同様なのですが、多くの企業は空白期間が長い人材を採用することを避けたがる傾向があります。
その理由としては、
・就業意欲が低いのではないか(仕事探しをしていなかったのでは?)
・採用されないような問題があったのでは?
・諦めやすい人物なのではないか?
・他、働けない何かしらの問題があったのでは?
といった懸念を持たれることがあるためです。
もちろん、すべての採用担当者、面接官がこういった印象を持つわけではありませんが、空白期間が長くなるとこうした可能性が高まることは現実的にあります。
企業から不信感を持たれる可能性
大学を中退した後、空白期間が長くなると就活が不利になる理由の一つとして、求人の応募先企業の採用担当者から不信感を持たれる可能性があります。
例えば、次のような不信感です。
・就業意欲が低いのではないか
・他の企業で採用されない理由があるのではないか
・その他、就職できない理由が何かあるのではないか
空白期間が長い=就活をしているのに就職できていない期間が長くなっている
といったネガティブな捉え方をされやすくなるため、言いようのない不安を持たれるケースが増えてくる、ともいえます。
大学を中退した後、空白期間が1年、2年、3年それ以上と長くなっている人は、空白期間の伝え方が就職成功のための重要なポイントになってきます。
空白期間が長くなると年齢が上がる=不利
空白期間が1年、2年と長くなるにつれて、年齢も一緒に上がっていきます。
特に職歴なしで就職活動をする場合、年齢が高いのはイコール就活が不利です。
とはいえ、20代であればそこまで心配することはないでしょう。
30代になると、就職活動の方法を考える必要があります。
年齢は未経験者採用では最も重要な要素です。
年齢が若いとポテンシャル採用を狙うことができます。
しかし企業によっては20代後半から未経験採用が厳しくなってくることがあります。
大学中退後、内定獲得には空白期間の説明が超重要!
大学中退後、空白期間ができてしまった場合でも、しっかりと空白期間が空いた理由を説明できればそこまで不利になることはありません。
どうして空白期間ができたのか、それを踏まえてこれからどうしたいのか。
ポジティブに受け答えできれば、大きく不利になることはありません。
大学の授業よりも熱中することがあった場合には、それを伝えても良いでしょう。
そしてなぜそこから就活に転じたのかという理由をしっかりと説明できれば大丈夫です。
病気などで退学した場合でも、現在、健康状態に問題がないことを伝えればよいでしょう。
大学中退後の空白期間をポジティブに伝えるポイント
書類選考を通過し、面接に辿り着いた場合。大学中退後の空白期間をポジティブに伝えることが内定獲得には重要なポイントです。
空白期間の伝え方としては、例えば次のような内容にするとポジティブに伝えやすくなります。
就職して活かせる資格取得を目指していた
空白期間に資格取得を目指していた、といった内容はポジティブに伝えられるものです。実際に就職先で役立つ資格を取得できていると、より説得力が増します。
就職のために実際に資格を取得しよう、と考えている場合には、取得にどれくらい日数が必要か調べてから挑戦しましょう。
資格取得の話をする場合、求人の応募先企業に関連した資格であることが前提です。
他の業種で役立つ資格についても話を広げてしまうと、志望動機が曖昧になってしまいます。
就職活動の軸を作って、資格も志望動機も揃えることが大切です。
大学中退理由と志望動機をポジティブに伝える
大学中退理由は面接で必ず質問されることの一つです。志望動機とセットにして、ポジティブに伝えられるようにしっかりと準備をしておきましょう。
志望動機で話を終えられるように、流れをいくつかパターンを想定して組み立てておくと安心して面接に臨めるでしょう。
大学中退理由は明るくハキハキ答える
大学中退理由を質問された際、答えるときに暗く声が小さくなってしまう…といったことは避けましょう。
どちらかというと、答えたくない、ネガティブな質問と思います。だからこそ、意識してハキハキと答える必要があります。
声が小さい、頼りない、顔を伏せる、といった答え方をしてしまうと、面接官にしてみると頼りない、不安なイメージを持ちやすくなります。
明るきハキハキと分かりやすく伝えることで、失敗や辛い出来事も乗り越えてポジティブに行動できる人材、というイメージを持ってもらい易くなります。
面接対策は徹底的に行い自信を持つ
面接は誰しも緊張するものです。大学中退者の場合、大学中退理由など、答えにくい質問も多くなるでしょう。
だからこそ、面接対策は徹底的に行い、どんな質問をされたとしても答えられるように順をすることが必要です。
面接対策は自分ひとりでは難しいです。できれば誰かに模擬面接や想定質問をしてもらうと良いです。
知り合い、身内に頼める人がいない、といった場合には第三者を活用する方法がオススメです。
就職エージェントは求職者の内定獲得をサポートし、入社して定着して働いてもらうことが目的です。客観的なサポートを依頼しやすいと思いますので、ぜひ活用してみてください。
空白期間が長い大学中退者は就職できない?
大学中退後の空白期間が長くなりすぎると就活への影響は出やすいです。
空白期間が長い、というのも人によってその期間は変わってくると思いますが、1年以上になると書類選考の通過率が変わってくるといえそうです。
もちろん、応募書類の書き方次第にはなってきますので、一概には言えませんが空白期間が1年を過ぎたあたりから厳しいを実感することが増えてきます。
とはいえ、大学中退者が就職できないわけではありません。
記事中でもご紹介しているように、就職エージェントを利用する方法でも内定獲得を目指せますし、応募書類をしっかりと作成し自力で内定獲得することも可能です。
ハローワークを利用しても良いでしょう。
自分にあった方法で就職活動をすることが大切です。
ただし、就職活動に不安がある大学中退者の方も多いと思います。
その場合、応募書類の作成や面接対策にアドバイス、サポートがある就職エージェントを利用する方法がおすすめです。
大学中退者の利用が多い就職エージェントを記事中でご紹介しています。
利用は無料ですし、就職相談をしてみて自分には合わない、と思えば無理に利用する必要もありません。
自分に合うスタイルかどうか、まずは話を聞いてみることをおすすめします。
大学中退者向け就職サイト
大学中退者の就職支援に実績がある、おすすめの就職サイトをご紹介します。
ぜひ活用してみてください。
就職カレッジ
就職カレッジの評判ってどう?という方へ。就職成功率の高い就職支援、エージェントとして利用を検討されている方も多いと思います。実際どうなのかを調べました。
以下の記事もご参考にしてみてください。