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専門学校中退すると就職できない?正社員で就職するには
専門学校を中退した後、就職しようと思っても就職活動に苦戦してしまって・・・内定が貰えない、という方も多いと思います。
確かに専門学校中退したら就職の相談をすることもできませんからね。
でも、コツを抑えれば専門学校中退者でも就職をすることはできますよ。
この記事でお勧めしている中退者の就職に強い就職エージェント
専門学校中退者の就職支援にも強く、実績がある就職エージェントをご紹介します。
フリーター、ニート歴があっても大丈夫です。
むしろ、そうした経歴の若者の就職支援に力を発揮する就職エージェントです。
就職カレッジ
就職カレッジは高卒以上の方が利用できる就職支援サービスです。
社会人未経験、専門学校中退後にフリーターやニート歴が長くなってしまった方の就職にこそおすすめです。
というのも就職カレッジでは無料の就活講座で基本的なビジネスマナーや就活ノウハウを学ぶことができ、応募書類も作成をサポートしてもらうことができるからです。
また、就活講座に参加した後は、書類選考無しで約20社の優良企業と面接ができます。
内定率も80%以上と高く、定着率の高さも特徴です。
就職してからも一定期間、就職カレッジのサポートを受けることができることもポイントです。
ハタラクティブ
学歴不問、経歴不問で就職支援サービスを提供しているのが、ハタラクティブです。
専門学校中退の方も多く利用しています。
フリーターやニートの就職支援にも強く、リンク先の公式サイトに掲載されている、ハタラクティブを利用して就職が決まった方の体験談もぜひ、参考にしてみてください。
専門学校中退した後の就職活動に不安がある、苦戦しているといった方は、ハタラクティブを活用してみてください。
社会人未経験向け就職エージェントとしては、拠点が多いので利用しやすいと思います。
専門学校中退は就職できない、と言われる理由
専門学校中退の方は、新卒や経験者の中途採用と比べると、仕事探しは不利になります。
その理由としては、次のようなものがあります。
専門学校中退で最終学歴が高卒になる
専門学校中退した場合、最終学歴が高卒となる方が多いと思います。
そして仕事探しは、中途採用枠を狙うことになります。
その場合、ライバルは多いです。
人気の職種、高待遇の求人への応募の場合には、経験者の応募もあるでしょうし、大卒、既卒も応募していることも多いです。
学歴・経歴としては、
- 専門学校中退
- 高卒
- 職歴なし
となります。
就職活動の際、基本的にはアルバイト経験は職歴としてみなされません。
ですから、高校時代からずっとアルバイト経験があったとしても、職歴なしとなります。
新卒カードが使えないため、応募できる求人も限られますし、中には大卒以上といった求人もあり、応募が狭まるため就活がその分厳しくなるということになります。
専門学校中退は就活に不利
専門学校中退、という経歴は、就職活動に不利です。
中退という事実からは、やはり採用担当者はネガティブなイメージを持ってしまうことが多いのです。
もちろん、経歴は気にしないという採用担当者や会社の方針がある場合もありますが、他にも応募者が多数いた場合には、中退者は書類選考の通過率は下がるでしょう。
どういった理由で中退したのか不安がある。
もし採用しても、すぐに退職してしまうのでは・・・
など、どうしても不安に思ってしまうようです。
履歴書や職務経歴書で不安を打ち消し、ポジティブな印象を与えられるように、中退理由を簡潔に書く必要があります。
専門学校中退という経歴は、不利になることを覚悟して就活をする必要があります。
中途採用枠にライバルが多いため専門学校中退者は不利
専門学校を中退した後の就職活動には、中途採用枠への応募となります。
新卒枠には応募することができません。
就職難の状況もあり、中途採用枠には多くのライバルが殺到することがあります。
全員と会う、といった企業は珍しいのです。
時間にも限りがありますしね。
そのため、専門学校中退者は経験者、第二新卒者、既卒者などとの比較で、書類選考で不採用となることが増えてしまいます。
中退理由を説明できないと採用されにくい
専門学校中退者が面接に進んだ場合、面接の質問で必ず、
「専門学校を中退した理由」
を聞かれます。
答えにくい中退理由である方もいると思います。
専門学校で学ぶ意味が見いだせなくなって辞めた、アルバイトの方が楽しく忙しくなり辞めた。
専門学校の人間関係が辛くなり辞めた。
中退理由として伝えるには、ネガティブな内容です。
本当の専門学校中退理由が上記のようにネガティブな場合であっても、ポジティブなものに変換して答える必要があります。
採用してもすぐに辞めると思われることがある
専門学校中退者は、どうしても「壁に当たった時、耐えられずに辞めるのではないか?」など、ストレス耐性などに不安を持たれることがあるのです。
「採用してもすぐに辞められるのでは・・・?」
と人事担当者が不安に思ってしまう。
人事としては、採用した人材が早期退職することが一番困ります。
専門学校中退者の就活では、長く腰を落ち着けて働きたい、しっかりビジョンをもって仕事をこなしていきたい、といったことをアピールすることが大切です。
専門学校中退者が正社員として就職するには
専門学校を中退した後、進路について迷う方も多いかもしれません。
しかし、就職について考えた場合には、できるだけ早く就活をスタートするなどが大切となってきます。
いずれは正社員として働きたい、という考えは皆さんあると思います。
少しでも就職成功率が高い時期に、就職活動をスタートされることをお勧めします。
専門学校中退後、早めに就職活動をする
専門学校を中退した後、進路についてはアルバイトをしながら考えようかな・・・
しばらくは実家で何もせずに気楽に過ごしてみようかな・・・
など考えている方もいるかもしれません。
就職活動をする際には、こうした空白期間はマイナスの評価をされてしまうのです。
履歴書に空白期間、それも長くなるほどネガティブな印象を持たれてしまいます。
働く意欲が低い人なのかもしれない。
就活をしていたとしたら、他の企業で採用されない何か問題があるのかもしれない、など。
専門学校中退後、就職しやすいのは中退してすぐの時期です。
中退してすぐに就活を始めたのであれば、面接官も納得しやすいと言えます。
中退という経歴ではありますが、働く意欲を強く感じてもらえるのが辞めた後すぐの時期でもあります。
専門学校中退理由をポジティブに伝える
就職活動をして面接に進めた場合。
面接では必ず「専門学校を中退した理由」が質問されます。
しっかり答えられるように、準備をしておきましょう。
中退理由はポジティブに伝えることが重要です。
「○○の仕事に興味を持ち、業界の中でも独自のポジションを築いている御社でぜひ働きたいと思ったので」
「この仕事をするためには、専門学校を卒業するよりも進路変更にもなるため、早く働いて経験を積みたいと考えたので」
○○するため、御社でこういった理由でどうして働きたいと考えた、など。
できるだけポジティブな理由につなげるようにして答えを用意することが大切です。
積極性のある答えを用意することで、採用担当者に積極性を感じてもらえるようにしましょう。
仕事を通じてのビジョンを話せるようにする
職歴なし、専門学校中退者の就職活動でも、入社できた場合には仕事を通じてどうなりたいかなど、ビジョンを話せるように準備をしましょう。
ビジョンを語る人材については、仕事への積極性、熱心に取り組んでくれそう、といった印象を持ってもらいやすいです。
明確なビジョンを語れる人材は、しっかりモチベーションをもって長く活躍してくれそうと考えやすいです。
そのため、採用においては重要な要素となります。
どの会社でも通用しそうな汎用的な内容は避けたいですね。
応募先企業に対して、どうして御社を選んで求人に応募したのかといったことが伝わるような内容にもすることが必要です。
専門学校中退者の就職にも強い就職エージェントを利用する
就職活動の方法は色々とあります。
ハローワーク、求人サイト、フリーペーパーなど。
しかし一人で就活をする場合、書類選考で落ち続けてしまう人もいるくらい、就職活動は厳しいものとなりがちです。
就職活動の方法でおすすめは、中退者にも強い就職エージェントを利用する方法です。
以下は専門学校を中退した方も含め、中退者の就職支援に実績がある就職エージェントです。
就職のためのノウハウも持っていますし、中退者でもOKの正社員求人を持っています。
フリーターやニート歴が長い方の就職も強みがあります。
自力での就活よりも、こうした就職エージェントを利用した方が、内定率は高くなります。
相談は無料です。
まずは相談してみて、どういった求人の紹介が受けられるかを見て、利用を考えたいということでもOKです。
専門学校中退者の就職、おすすめの職種
専門学校を中退した後、就職先はあまり選ぶことができないのでは・・・と思っている方も多いかもしれません。
しかし、そんなことはありません。
社会人未経験OK、職歴なし、学歴不問で募集を行っている求人は様々な業界・業種で見つかります。
営業職ひとつをとっても、様々な業界で求人募集が掲載されています。
きっと、あなたに合った仕事があるはずです。
社会人として働き始めるにあたり、重要なのは定着して働くことができる、ということです。
もちろん給料に高さも生活に直結して重要ですよね。
そのあたりも希望とバランスが取れた職種を選ぶことが、就職活動のポイントになります。
営業職
未経験者歓迎の求人が多い代表的な職種といるのが、営業職です。
若手人材を募集している営業職の求人は、学歴不問・職歴を問わない求人が多いことが特徴です。
どんな会社にも基本的には営業職が必要で、求人数が多いためフリーターやニートから就職する方の多くが営業に就いています。
需要に対して供給不足、人手不足の職種ですから専門学校中退した人でも問題なく採用されやすいと言えます。
新規開拓、ルート営業などの働き方がありますが、新規営業ばかりを行う働き方は精神的にもキツイものがあります。
ただし、営業成績がインセンティブとして給料に反映される場合には、専門学校中退者でも高収入を稼ぐことが出来ます。
自分の適性に合った働き方からも、営業職の求人を選ぶ必要があります。
学歴によらず稼げる仕事を選びたいのであれば、営業職といえるでしょう。
営業職の年収はピンキリです。
年収300万円~年収1000万以上まで、働く企業によって稼ぎの幅が変わってきます。
ITエンジニア
ITエンジニアも人手不足で未経験者が就職や転職を目指しやすい職種の一つです。
とはいえ、昔ほど未経験者を歓迎する状況ではなくなってきています。
狙い目はインフラエンジニアと言われていますが、ITエンジニアも仕事内容が多岐にわたるため、自分の興味がある仕事内容で就職を選ぶのがおすすめです。
合わない仕事に就くと仕事が長続きしません。
早期退職する一因となります。
手に職を付けることが出来れば、ITエンジニアは転職もしやすいですし、フリーランスとして高年収を得ることも可能です。
フリーランスのITエンジニアとして年収1000万円オーバーの方もいます。
プログラマー、システムエンジニア、Webエンジニア、インフラエンジニアなどまずは職種研究をして、自分に合っていそうな働き方を探すところから始めてみてはいかがでしょうか。
日本人の平均年収433万円よりも、ITエンジニアの平均年収は高いので専門学校中退の方も、高い給料を稼げる職種の一つといえるでしょう。
事務職
ライフワークバランスを取りやすい職種として人気の事務職。
特に女性から人気が高い事務職ですが、男性でも事務職を希望される方もいます。
一般事務、営業事務、経理事務、医療事務、貿易事務、不動産事務など様々な職種があります。
未経験でも就職しやすい職種ということもあり、求人に対して応募者が多い状況となりやすく、倍率は高いです。
事務職は残業なし、定時帰りがしやすい企業も多いため、そこに魅力を感じている方も多いのではないでしょうか。
ただし、事務職の平均年収は330万円前後と、平均年収は低めです。
介護職
介護業界も人手不足が深刻な業界です。
そのため、未経験者を歓迎している介護施設や事業所が多く、専門学校中退の方も就職を目指しやすいです。
高齢化が進む中で、今後ますます介護職が不足するという試算がされており、未経験から正社員を目指しやすい状況が今後も続きます。
人の役に立つ仕事がしたい方は、介護職を目指すことも検討されてみてはいかがでしょうか。
介護職というと給料の安さが言われますが、離職率の高さを改善するために、待遇も徐々に良くなっており将来性もある仕事といえるでしょう。
介護業界は資格を取得することで給料が上がる業界です。
30代、40代からでも正社員を目指しやすいことも介護職の特徴です。
専門学校中退の後、正社員になるためにおすすめ就職エージェント
専門学校中退した後の就活、正社員として就職を目指す際に自力で就職先を探す方法もありますが、就職エージェントを利用して効率よく求人を紹介してもらい、サポートを受けて内定獲得を目指す方法もおすすめです。
複数を利用して仕事探しを進める方も多いです。
就職成功率が80%を超える就職エージェントも多く、2週間など短期間で正社員としての就職先が決まることも。
空白期間が長くなってくると、自力での就活はハードルが高いです。
そうした状況の方は、ご紹介したような就職エージェントを利用する方法も検討してみてください。
専門学校中退して就職できない大きな理由は、空白期間
専門学校中退した後、就職できなくなる理由の一つは、空白期間が長くなることです。
アルバイトの期間であったり、ニート期間が長くなることで、正社員として働くつもりが無かったのでは、と思われやすくなります。
就労意欲が低いと判断されると、採用してもすぐに辞めるのでは?と思われやすくなります。
人事としては、採用した人には長く働いて欲しいと考えるものです。
すぐに辞める人は採用したくありません。
空白期間が長くなっていたとしても、明確に説明をすれば大丈夫です。
これからどう働いていきたいのか、志望動機もしっかりと説明を行いましょう。
そうすることで、空白期間が長い場合でも面接官を納得させられて、採用した後に活躍してくれそうだ、と評価してもらうことが出来ます。
専門学校中退後のフリーター・ニート期間は短く就活を
専門学校中退後、空白期間はできれば短く抑えることが就活にプラスになります。
何らかの事情があって専門学校中退すると思いますが、精神的にすぐ就職する気持ちになれない方もいるかもしれません。
その場合には、少し気持ちをリフレッシュするために何もせずに過ごす期間も必要かもしれません。
しかし、いずれは正社員として就職して働くことを多くの方はお考えだと思います。
ずっとニートでも大丈夫、という方は滅多にいないと思います。
空白期間が長くなると、就職成功率が下がっていきます。
就職を考えた場合、専門学校中退後の空間期間は短く抑えることが重要です。
専門学校中退者の就活時期は早めがおすすめ
こうしたこともあり、専門学校中退後の就活時期は早い時期がおすすめです。
就職成功率は中退後、半年以上を過ぎると下がってくると言われます。
やりたい仕事が無い、ということから就活をずっとしない方もいるかもしれません。
やりたい仕事が無い場合、まずは情報収集から始めてみてください。
動かなければ、ずっと情報は入ってきません。
つまり、ずっと就職活動がスタートできない、ということになります。
先ほどご紹介した就職エージェントを利用する大部分の方も、まずは情報収集から始めた、という方です。
良い求人があれば、応募を検討するといった始め方でも構いません。
どんな正社員求人があるかを聞いてみて、それから考えてみるのも良いと思います。
専門学校中退すると就職できない、まとめ
専門学校中退者の就職活動について、やり方、おすすめ職種、就職エージェントなどをご紹介しました。
学校を中退後、空白期間が長くなると就職成功率がどんどん下がってきます。
正社員になるメリット・デメリットはどちらもありますが、ずっと無職、働かないという選択肢は無いでしょう。
いずれは就職をして働くという方が多いと思います。
まずは情報収集から始めてみてください。
で専門学校中退した方にもおすすめの就職エージェントをご紹介しています。