美容師から異業種転職したいと考えている方も多いと思います。
美容師の離職率は高く、美容師1年目で約5割が離職、3年以内に7割~8割が離職すると言われる厳しい業界です。
異業種転職する方も多いです。
美容師が辞める理由で多いものとして「給料の低さ」「労働時間の長さ」「休日の少なさ」などがあります。
美容師から営業職に転職することで、上記の大部分を解消することができます。
営業職は未経験歓迎の求人も多く、異業種転職しやすい職種です。
元美容師、という営業職もたくさん活躍しています。
この記事では美容師から営業職に転職するメリット・デメリット、また営業職の求人が多く転職活動におすすめ転職エージェントについてご紹介しています。
目次
美容師を辞めてどんな仕事に転職する?
美容師を辞めたい!と思ったとして、当然ですが、次の仕事をどうするかということも同時に考えないとなりませんよね。
「もっと稼げる仕事がしたい」
「美容師として働く今よりも、もう少し早く仕事が終わると良いな・・・」
「土日が休める仕事がしたい!」
美容師を辞めてこうした仕事に転職できる、と考えるとテンションが上がりませんか?
もちろん、夢だった美容師を諦めるというココロの痛みも少しあるかもしれないのですが・・・
まだ20代で若いのでしたら、退職してしばらくフリーターをする。
という働き方、生活もありかもしれません。
20代なら未経験歓迎の求人も多いので転職はしやすい状況ですからね。
ただ、コロナによる影響もあり、今の状況だとアルバイトの求人も減っています。
以前みたいにガッツリアルバイトで働いて月収20万円を稼ぐ、というのも難しいかもしれませんが・・・アルバイト次第ではフリーターで美容師時代よりも多い手取り額を稼ぐことはできるでしょう。
営業職は美容師からの転職でおすすめ職種
美容師の異業種転職で、営業職はおすすめ職種の一つです。
中途採用をする企業にとっても、コミュニケーション力の高い元美容師はメリットのある人材になることが多く、積極的に採用を検討してもらえることも多いようです。
営業職は様々な業界で需要の高い職種です。
未経験歓迎の求人もとても多く、異業種転職を受け入れてくれる企業が多いことも、おすすめの理由となります。
また、営業職を経験しておくと将来のキャリアも広げやすいことも転職のメリットです。
そして美容師から営業職に転職することで大きいのが、
「年収アップすること」
でしょう。
ほとんどの方が、美容師から営業職に転職して年収アップするはずです。
美容師から営業へ転職するメリット
美容師から営業職に転職することで得られるメリット・デメリットをみていきましょう。
営業職は接客業の経験を活かしやすい仕事です。
先にメリットからまとめていきましょう。
給料・年収が上がる
営業職は企業の売上げを支える重要な職種、ということもあり初年度から年収は高めです。
営業職の平均年収は520万円~530万円といわれています。
業界によって年収に差はあります。
転職して初年度から年収350万円~400万円を得られる求人も多いです。
月あたりの手取りにすると、金額は20万円~23万円ほどでしょうか。
サロン勤務でアシスタント、手取り12万円といった方も多いと思います。
手取り額が2倍近くになると思うと、かなり嬉しいのではないでしょうか。
営業職は営業成績を数字で評価しやすいことから、インセンティブあり、という企業も多いですね。
転職2年目で評価を上げて年収500万円、といったことを実現される方もいます。
休日が増える
美容師は休日が不規則です。
基本的に、お客様が増える土日は仕事です。
アシスタントは開店前の準備から始まり、閉店後の練習などもあり長時間労働が当たり前。
毎日終電近くまで頑張ってお仕事・・・という方も多いでしょう。
たまの休みも仕事関連で潰れることもあると思います。
営業職も転職すぐ業界によっては週末が忙しい場合もありますが、多くの場合には土日祝日は休みの働き方となります。
労働時間も定時で帰れる日もあれば、残業の日もありますが、終電近くまで働いたりといったことは滅多に無いと言えるでしょう。
(ブラック企業に転職してしまうと、可能性はありますが)
美容師時代のコミュニケーション力が活かしやすい
営業職はお客様とコミュニケーションを取り、信頼関係を構築することがとても重要となります。
コミュニケーション力が高くない営業の方でも活躍はされていますが、コミュニケーションを取るのが上手な方の方が活躍しやすいことは間違いありません。
新規顧客、既存顧客と心地良い空間作り、リピーターになってもらうための努力をしてきた美容師の方は、コミュニケーション力に優れた方が多く活躍しやすいのはメリットといえるのではないでしょうか。
美容師から営業職に転職するデメリット
美容師から営業職に転職することで、どういったデメリットが考えられるでしょうか。
美容師になるためにかけた学費が無駄になる
当然ですが、美容師になるために美容学校に通ったお金が無駄になります。
親に学費を出してもらった、という方が多いと思いますので転職することについては、話はしておいた方が良いのではないでしょうか。
美容師になるために学んだ時間、アシスタントとして働いてきた今までの時間が無駄になるという感覚はあるかなと思います。
営業職のノルマが厳しい可能性
転職先の企業によるのですが・・・営業職のノルマが厳しい場合があります。
ただその分、インセンティブの割合が大きいこともありますのでメリット・デメリットどちらもある、といった感じでしょうか。
売り込む商材によって営業の難しさも変わります。
住宅営業、不動産など1件あたりの金額が大きいと契約を取るのも難しいですが、反面、営業成績が良いと月収100万円、月収200万と高額な給与が得られることもあり魅力ともなっています。
転職先を選ぶ際、どんな働き方になるのか、担当する商材の営業の難しさなどは情報収集しておくほうが良いでしょう。
転職エージェントを利用することで、転職後の働き方についても事前に詳しく情報収集ができます。
営業は断られてナンボ、が辛くなる可能性
営業の仕事、といっても扱う商材は様々です。
また営業の仕方についても、
- 新規開拓営業
- ルート営業(既存顧客)
では大変さが全く違ってきます。
新規開拓営業の方が給料も高く、インセンティブあり求人が多いですが、ことが多いナンボ、といった側面もあります。
打たれ強さも必要なのが営業職、といえます。
美容師から営業職への転職なら30代も可
営業職は他の職種と比べて未経験歓迎の求人が多いことが特徴です。
また、中途採用の可能性がある年齢も広めです。
20代はもちろん転職しやすい年代ですが、30代も志望動機、アピール次第では異業種転職が可能です。
「キツイ事があってもへこたれずに営業の仕事を続けていける、コミュニケーション力を活かして顧客のニーズを掴み提案をしていきたい」
といったことをアピールするなど、面接対策は重要となります。
美容師として頑張ってきたけれど・・・30代になって将来の生活がやっぱり不安になって転職を考えている。
家族を養えるだけの給料が欲しい。
といったことで転職をお考えになるのであれば、営業職も転職先としておすすめです。
美容師から営業へ転職する時のおすすめ転職エージェント
20代で美容師から異業種転職する、営業職への転職をお考えになっている場合には、次の転職エージェントの活用がおすすめです。
営業職の転職に強い就職カレッジ(JAIC)
昔から営業職の求人に強い転職エージェントが就職カレッジです。
未経験からキャリアチェンジを目指す場合には、研修などを受けてから転職ができると安心、という方は多いと思います。
就職カレッジでは就活支援講座という研修があり、その中で履歴書や職務経歴書の書き方、ビジネスマナーなどもしっかりと身に付けて転職に臨むことができます。
就職カレッジの特徴は、書類審査なしで面接が受けられることです。
研修+面接会によって高い内定率を実現しています。
転職後の定着率も高いです。
対応エリアも広いので、地方にお住まいの方も就職カレッジの就職支援サービスの詳細を一度ご覧になってみてください。
ハタラクティブ
美容師1年目、2年目など美容師経験の浅い方の転職におすすめなのがハタラクティブです。
短期離職の場合には、転職活動が難しくなりますが、ハタラクティブのような未経験から正社員転職を支援することに特化した転職エージェントを利用することで、高い内定率で転職活動をすることができます。
営業職の未経験歓迎の求人も多いですし、他の職種の求人も取り扱っていますので給料や働き方などを比較してみるのもおすすめです。
第二新卒エージェントneo
20代の転職支援を行っている第二新卒エージェントneoです。
経験、学歴不問で就職や転職を希望する方が利用出来ます。
サポートに力を入れており、他社よりも長くカウンセリング時間を取ってくれます。
面接対策もしっかりサポート、内定獲得を二人三脚で目指すことができます。
営業の求人も多く、そのほかの職種も求人を探しながら考えることもできます。